CAの制服 - 男を熱くさせる制服誕生の瞬間、エロい意図はあったのか?3

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ナース服、体操服、キャビンアテンダント服。制服はなぜこのようにいたずらに煩悩をくすぐるのでしょう。

 

この謎を解き明かすべく調査を続ける中で、ある疑問にたどり着きました。

人類史上最初のCA(キャビンアテンダント)の制服のデザインに、エロい意図はあったのか?

 

CA制服のエロさの秘密は歴史にあるに違いないと考え調べていたところ、ある事実が発覚しました。制服の誕生と進化の歴史を知ることで、CA制服に対する興奮度合いが増すのです!!

今回は、キャビンアテンダント服の起源と歴史にエロい意図が介在していたかを探った調査結果をお送りします。

キャビンアテンダントの誕生

時は1930年代、アメリカ合衆国。看護師エレン・チャーチは大空に憧れてパイロットの免許を取得していました。しかし当時、一般の人の多くは鉄の塊が空をちゃんと飛べるとまだ信じていなかったことに加え、女性の社会的地位が今ほど高くなかった頃ですから、ボーイング社のおえらいさんは女性が飛行機を操縦できるとはとても思っていませんでした。チャーチさんはコクピットに入る許可を得ることができなかったのです。

 

しかしチャーチさんは空の旅を諦めませんでした。彼女は、まだ安全性に関して世間からの信用がない旅客機に看護師が搭乗することによって、旅客の不安を和らげることができるのではないでしょうか、と訴えました。また、「女性が飛行機に乗るようになったら、男性は『飛行機こわい』なんて言えなくなるでしょう」と訴えました。

ボーイング社(当時のユナイテッド航空社)は彼女の提案を受け入れ、チャーチを含む8名の女性を試験的に飛行機に搭乗させることにしたのです。これが、キャビンアテンダント誕生の瞬間でした。

 

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そうなのです。実は最初のキャビンアテンダントは、ナースだったのです・・・!!

その制服はナース服なのですか!?

CAさんの制服なのですか!?

どっちなんだぁぁぁぁ!!

こんな昔にナースとCAの制服コラボが実現していたなんて・・・・興奮冷めやりません!!

 

・・・でも写真からわかる通り、史上初のキャビンアテンダント服にエロい要素はひとつもありませんでした。

 

キャビンアテンダント服の歴史

しかし女性を乗せた旅客機の噂はたちまち広がり、他の航空会社はこぞって真似をしました。しかも、若くて綺麗で背が高くて独身の女性であることを応募条件にし、体重制限まであったと言います(機体の積載量を鑑みて、とかそういう理由ではなく、太ってたら応募資格なし、という意味で)。

男性客がドッと押し寄せるようになるので、各航空会社は全力でエロを追求したのです。

 

時代もエロの追求を後押ししました。第二次世界大戦の影響によりアメリカは衣服に使う布を節約しなければならない事情があり、女性の服に関しては袖を短く、スカートは短く作られなければならなくなりました。

キャビンアテンダントの制服もその例外ではありませんでした。こうして、従来より丈の短いスカートを履いた女性が機内での乗客のお世話をするようになったのです。男、歓喜!!!

アメリカ航空業界の溢れんばかりのエロ心がキャビンアテンダント服に目に見える影響を与えたのが1950年代でした。

世界大戦が終わり、裕福な家庭が増えていくと、空の旅が豊かさの象徴になっていきました。豊かさのシンボルである飛行機に搭乗するキャビンアテンダントは必然的に「品位ある女性」の象徴にになったのです。

そこで各航空会社は彼女たちが身にまとう制服のデザインを、一流デザイナーに依頼したのです。目的はただ一つ。より多くの金持ち男性客を飛行機にのせるために・・・!

 

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そしてミニスカートが流行りまくった1960年代から1970年代、ついにアメリカン・エロ・スピリッツが巻き起こしたキャビンアテンダント服熱とデザイナーの悪ふざけは最高潮に達します。

ご覧ください、このけしからんさ加減を!!!

 

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明るい色のプリーツのスカート!!太もも丸見えのホットパンツ!!フォーマルさが取っ払われ、モデルやらアイドルやらの衣装のようなデザインが取り入れられました。

さらに、航空会社は若い美人しか雇わなかったわけですから、「キャビンアテンダント=魅力的な女性がなる職業」というイメージはこの時点で世界的に確固たるものになったのです。

 

キャビンアテンダント服の歴史とエロ

・・・でもキャビンアテンダント服好きなみなさんはこう思うはずです。「・・・キャビンアテンダントさんはそんな感じじゃない」と。

コンサバな服装から醸し出されるフォーマルな印象と、親身な言葉遣いに機内のお客様を「お世話をする」という奉仕的なお仕事内容とのギャップ。 これがエロいのに。

 

ご安心あれ。人類はエロの高みを追求する生物です。デザイナーの悪ふざけとも言えるハッチャケ過ぎたデザインのトレンドは、1990年代には潰え、落ち着きのある色合いの制服が好まれるようになったのです。

 

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そして、様々な容姿、年齢、人種のキャビンアテンダントが空を飛ぶようになりました。今では男性のキャビンアテンダントも増えています(個人的に、主にゲイが多いイメージですが)。キャビンアテンダントの職は美人の独壇場ではなくなったのです。

 

こうして、若くて綺麗なキャビンアテンダントの希少価値は上昇し、ワタシたち男性は、運良く美人CAさんと飛行機に同乗して肌が触れ合いそうになるくらいの距離まで近づいてこられたり優しく声をかけてもらったり、違う席の旅客に接客している間お尻をひたすらガン見できたりすることを密かに祈る、というエロを嗜むことができるようになったのです。

 

スカートをいたずらに短くし、派手な色を取り入れることがエロいと勘違いしていた人類は、何十年もの時を経て、自らの過ちに気づきました。肌の露出にエロはありません。キャビンアテンダントさんたちの洗練された立ち振る舞いや気品ある服装がワタシたちのピンク色の妄想とかけ合わさる時、エロは生まれます。

1930年代当時、エロい要素が皆無だったキャビンアテンダント服は、今、エロのワビサビを知る者にこそ感動を与える素晴らしいデザインに進化を遂げました。

 

CAの制服は、この先どのようなエロをインスパイアしていくのでしょう。ワタシたち人類のエロの未来に、希望を持たずにはいられませんね。インスパイア・ザ・ネクスト。